自給飼料生産振興青空検討会を開催

 平成16年9月29日に自給飼料生産振興青空検討会を開催しました。
 当日は、畜産行政関係者等が参加し、飼料作物の生産振興に関連する当研究部の試験結果の報告とトウモロコシ細断型ロールベーラーの実証について検討を行いました。
飼料作物の研究報告では、環境に配慮した飼料用トウモロコシの栽培技術、飼料イネホールクロップサイレージの籾の消化性の研究結果などを紹介しました。

 また、細断型ロールベーラーの作業性や運転コスト、ロールの発酵品質などの検討を行い、実際の細断型ロールベーラー運転状況を展示しました。
 飼料用トウモロコシの作付け面積は、刈り取り収穫やサイロ詰めなど手間が掛かることなどから減少傾向にありますが、細断型ロールベーラー等を導入することで省力的な作業体系を組むことが可能となります。