「糸福」後継候補「安福福」号の間接検定が終了

 平成15年8月9日から364日間の肥育検定を行ってきた「安福福」号(黒原4178)の間接検定が終了し、平成16年8月12日(木)午前11時から12時まで、飛騨ミート(飛騨食肉センター)研修室にて約50名の参加を得て枝肉研究会を開催しました。
 脂肪交雑基準値は3.2と昨年の「糸福171の8」号に次ぐ成績で、評価値もバラツキが小さく(−3〜4)安定していましたが、枝肉重量が非常に少なく、ロース芯面積、ばら厚とも不満の残る結果でした。
 「肥育が十分に進んでいないのではないか。」との指摘もあり、今冬に出荷が予定されているフィールド検定の結果が待たれます。

「安福福」血統    
    第7糸桜 第14茂
糸福   黒育29  
黒原2151   すぎたに3 賢晴
    黒高72289  
    安福 安谷土井
第2ふくふく 黒育180  
黒原829524 はなこ 安福
    黒高109221  

脂肪交雑 4

ロース芯面積 48cm2

ばら厚 5.8cm

脂肪交雑 3

ロース芯面積 48cm2

ばら厚 5.8cm

脂肪交雑 3−

ロース芯面積 37cm2

ばら厚 6.0cm

脂肪交雑 3−

ロース芯面積 34cm2

ばら厚 6.2cm

枝肉成績
枝肉重量 298.5kg
ロース芯断面積  41.6cm2
ばらの厚さ   5.9cm
皮下脂肪厚   1.4cm
筋間脂肪厚   5.0cm
脂肪交雑   3.2