トウモロコシをロールベールサイレージに調製

トウモロコシを従来の大型サイロに積み込みサイレージ調製し、家畜への給与時にコーンサイレージを搬出するのに比べて作業が容易であり、サイレージの品質が高まることが期待されます。
新聞記事「日本農業新聞」平成15年9月5日より
刈り取られたトウモロコシがロールベーラで形成されて出てきたところです。

思ったよりもガッチリしています。牧草のロールに比べると小ぶりですが、水分が多いので重量はあります。

ラップしているところです。ラップする位置までロールを取り上げるのに意外と時間を消費していました。この行程の迅速化が今後、期待されます。
タカキタの技術者のかたの話では、傾斜地での実演は初めてだったそうです。はじめガッチリしているロールも側面が崩れ出すとこのようにロスが出ます。

3週間後に一部のロールを開封し試験給餌しました。バケットの中でラップを切断し餌槽へ運びました。
黒毛和種繁殖雌牛へ給餌しました。香り、手触りもよく、牛の嗜好性も良好でした。
実演の日程の都合で、多少早刈りになりました。黄熟初期ぐらいでしょうか。出来合いの色はオリーブ色で良好でした。